日本代表も都道府県も守備重視

12月2日金曜日。

日本に2度衝撃が走った。

1度目はボーダレスな衝撃。

日本代表がスペインを破って決勝トーナメント進出。

優勝候補のドイツはグループステージ敗退。

2度目はあるカテゴリーの衝撃。

ケアマネ試験の介護支援分野合格基準点がなんと18点だったこと。

都道府県の暴挙。

 

4年に1度の世界的大会。

ノックアウトステージ進出とグループステージ敗退の明暗は色濃く。

日本国民の歓喜は高くドイツ国民の憂鬱は深い。

でもね。

1年に1度の個人的なケアマネ試験。

受かったと思ってるところからのまさかの不合格。

その1年は、マジなげーっす。

介護支援分野17点の方のことを思うと胸が痛い。

その方たちは過去の傾向から合格を疑わなかったと思う。

16点の方も同じく。

15点の方も信じてたと思う。

14点の方も祈ってたと思う。

ところがまさかの18点。

結婚式でベタに言われる3つの坂は本当だったんだ。。。

 

中日ドラゴンズ

ホームのバンテリンドームは広い上にフェンスも高い。

なかなかホームランが出ない。

監督はテラス席設置でラッキーゾーンを設けて欲しいと要望。

運営側はそれを却下。

おおかたのファンも望んでいるのに、却下。

それに似ているケアマネ業界。

現場は慢性的な人材不足なのに運営側の都道府県は頑なに合格基準を下げない。

晴れてケアマネになっても書類は多く研修で疲弊させ報酬で報いない。

今年は受験者数も減ったみたいだし。

心配です。

ウソはなかった

もうずいぶん前だけど。

介護福祉士の試験はその週の木曜夜から当日まで寝ずに勉強して臨んだ。

合格だった。

翌年。

その成功体験に味をしめ、ケアマネ試験も寝ずに勉強してトライしてみた。

不合格だった。

まだあれは福祉サービス分野が免除だった頃の話。

その翌年も。

翌々年もすべった。

ケアマネ試験はむずかしいと痛感。

YouTubeがまだ一般的ではなかった時代の話。

いまはYouTubeで優秀な講師が合格へと導てくれる。

確かに難しいけど、やれば合格に届くものだと思えるようになった。

でも、無の状態から始めるケアマネ試験は難しいことに違いない。

それにウソはない。

 

ケアマネ試験に受かって次は実務研修。

どの媒体を覗いても大変さが叫ばれている。

実際に研修修了してみて思う。

本当に大変だった。

情報にウソはなかった。

 

じゃあ職業としてのケアマネは?

いろいろと調べてみて、異口同音。

大変な仕事だと述べられています。

ぼくが観ていたYouTuberは同じ第24回で合格してケアマネになり、就職。

そして現在、すでに退職している。

ケアマネは大変だということにウソはなさそうだ。

 

ケアマネの職に就くには何が必要だろう。

経験はこれからだし。

知識はひとそれぞれだし。

介護職の現場と違って体力もそこまでアドバンテージになりそうにない。

ぼくが思う必要なもの。

それは、覚悟だと。

勝手にそう思ってます。

1年後、それにウソはなかったと言っていたい。

もちろん辞めずに、です。

第25回ケアマネ試験/介護支援分野合格基準点予想

個人的勝手なフィーリングですが。

介護支援分野のボーダーラインは15点と予想します。

都道府県が暴挙に出たら16点かなとも思いますが。

 

去年の僕は介護支援分野16点/25点でした。

合格ラインに達している確信はなく。

いろんな媒体を覗いて確めても、どこも漠然としたことしか言ってなくて(当然ですが…)。

じゃあどうしたかというと。

今の自分は合格ラインにいる人間かどうか過去問で確かめてみようと思いたち。

第19回から第23回までの過去5年分、介護支援分野にトライしてみました。

(過去問を1度もやらずに本試験に臨んだ自分が今となっては恐ろしい。。。)

で、結果は。

 

2020年第23回14点/合格基準点13点

2020年第22回16点/合格基準点16点(再試験)

2019年第22回19点/合格基準点15点

2018年第21回15点/合格基準点13点

2017年第20回22点/合格基準点15点

2016年第19回14点/合格基準点13点

 

過去5年分合格基準点以上であった去年のぼくは。

合格するにはふさわしいところにいると勝手に思い至るのでした。

 

2021年第24回16点/合格基準点14点

 

で、今年もやってみました。

介護支援分野過去問トライアル。

今年の第25回ケアマネ試験は10/9(日)当日にやってみて22点でした。

どうやったってすべらない得点。

東京ドームならフェンスを裕に超えて看板直撃弾です。

第24回は20点。

去年は16点だったから自分の成長を感じる。

第23回は22点(去年時14点)。

横浜スタジアムなら場外弾です。

ここで僕が嫁に言ったセリフ。

 

「ケアマネ試験で僕を落とすことは今後むずかしいと思う」

 

そしてさくらまゆみ先生はYouTubeで述べていました。

真の強さとは謙虚さの中にある、と。

反省。

 

でもどこかで思ってしまってる。

すべての年で20点超えしちゃうんじゃないか、と。

で、第22回(再試験/災害級悪天候による延期分)。

15点。

は?

去年やってみた時は16点。

合格基準点も16点でギリギリセーフだったのに。

今年は去年からマイナス1点の15点。

これ、すべっとるやないかーい。

急にケアマネにふさわしくない人間に陥ってしまった。

真の強さを求めて旅に出なくては。

 

2019年第22回20点/合格基準点15点

2018年第21回16点/合格基準点13点

2017年第20回19点/合格基準点15点

2016年第19回16点/合格基準点13点

2015年第18回18点/合格基準点13点

2014年第17回21点/合格基準点14点

2013年第16回16点/合格基準点15点

 

第22回の再試験が実施されたのは主に関東・東北エリア。

愛知県の僕は想定上、試験施行日に受験できてたので再試験はあり得ず。

過去10年中すべてにおいて合格してたことになります。

で、いい?

(誰に何の許可を求めてるの?)

ま。

そんな僕がフィーリングで予想する今年の第25回ケアマネ試験/介護支援分野のボーダーラインは15点です。

今年のケアマネ試験はイベント並みに楽しめた!

昨日、第25回介護支援専門員実務研修受講試験が行われました。

昨年、第24回を受験したぼくは。

試験後、できた実感がまったくなく、来年こそは合格するぞと決意していました。

しかしながら神の恵みが降り注ぎ運よく合格。

そして先月、なんとか無事に研修も修了。

でも僕には自信がない。

ケアマネ試験は神風が吹き合格。

ケアマネ研修は追走にいっぱいいっぱいになりながらも辛うじて完走。

そんな自分がケアマネとして現場に出てやっていけるんだろうか。

一昨日の夜、YouTubeで。

さくら福祉カレッジのアキラ先生が受験生に向けて言っていた。

 

皆さん、自分自身に聞いてみてください。

あなたはケアマネ試験に合格するにふさわしい人間ですか?と。

分からないと思う人は、もしあなたが合格基準点を上回る得点をしたとしたら?

それならふさわしいと思いますよね?

じゃあ今日のうちにね、もう言ってあげてください。

わたしは受かるにふさわしい人間です、と。

皆さんはもうそれだけのことをやってきましたから。

僕からもお伝えします。

あなたは受かるにふさわしい人間です。

頑張ってきてください。

 

そのアキラ先生の言葉に深く感動。

と同時に思った。

ぼくはケアマネになるにふさわしい人間だろうか。

ふさわしいとは言い切れない。

じゃあ今年の試験で合格点数を獲得できたら自信が湧くだろうか。

やってみよう。

そしてやってみた。

 

第25回ケアマネ試験

介護支援分野22/25

保健医療福祉30/35

総合52点

 

去年の24回は

介護支援分野16/25

保健医療福祉28/35

総合44点

 

今年の自分は去年の自分を8点も上回っている。

すごい。

何がすごいって、YouTubeのケアマネ講師がすごい。

ケアマネ試験で得た知識をいったん全部忘れてしまったぼくは。

やばいと思いケアマネ研修が始まった6月から再びYouTubeでケアマネ試験に向けての動画を視聴しはじめた。

さくら福祉カレッジアキラ先生。

さくらさつき先生。

9月からはさくらまゆみ先生の夜道場も視聴。

で、52/60得点。

来年受験する皆さん、YouTubeを視聴できる環境があるなら参考書を買わなくても合格できますよ。

優秀な講師が画面の中にいますから。

 

ただ、合格基準点をずいぶん上回ってもケアマネとしてふさわしいかどうかの自信は湧かなかった。

でも、ケアマネになる資格は得たから。

だから、今月中に県に登録申請しよう。

ケアマネにふさわしい人間になるのはまだ先だけれど。

理解力が不安なあなたもケアマネは受かります

今月の10月30日(日)にフルマラソンを走ります。

一緒に走る友人に電話して打ち合わせついでに聞いてみた。

 

第1号被保険者と第2号被保険者って何?

IADLって何?

フレイルとは?

 

彼は現場歴23年の介護福祉士

上記の質問について「聞いたことあるけど、んー分からない」というリアクションでした。

なぜそんな質問をしたのか。

ぼくも去年の8月まで彼と同じ分からない側の人間だったから。

ちなみにぼくは現場歴17年の介護福祉士

現場の人間は業務に追われて大変だから肉体疲労が著しく勉強する余力がないのです。

だからバカなわけではなく、やれば知識を獲得してケアマネ試験も合格できる。

のびしろしかないのです。

 

いまは優れた講師の授業をYouTubeで見られるし、テキストでは届かない理解が得られる環境があります。

ケアマネ試験を受かりたい介護福祉士の皆さんには伝えたい。

自分の理解力に不安があるあなたも大丈夫ですよ、と。

ぼくでさえ受かったんだから。

 

1号さんと2号さんの違いが分からなくても。

手段的日常生活動作って何?って人も。

サルコペニアが何かの細菌だと思ってるあなたも。

 

(すべては去年の自分に向けた言葉ですが)

数か月の努力でケアマネ試験はパスできます。

 

ただ。

ケアマネ試験がゴールではありません。

次にやってくるケアマネ研修はかなりの負荷をかけられること必至だから覚悟が必要です。

最後にそれだけは付け加えておきますね。

ケアマネ試験、今年も合格水準にある?

ケアマネ研修の早い段階で分かった。

この研修はケアマネ試験で問われたことの深化ではないということを。

でも実際に現場に出たら必要だよね?ケアマネ試験で問われた知識。

ケアマネジャーになりたい僕は焦った。

このままじゃ就職してから必要以上に足手まといになってしまう。

そうはなりたくない。

ということで6月後半あたりから再びケアマネ試験の勉強を始めました。

 

去年は「ケアマネジャー完全合格テキスト2021」を2回通読。

あとはYouTubeの「メダカの学校」と「ケアマネ試験対策かりんか」を2周視聴。

結果

介護支援分野16/25

保健医療福祉28/35

受験後、合格した手応えはなかったけど、神の恵みもあり。

44/60で合格でした。

 

合格基準点

介護支援分野14/25

保健医療福祉25/35

 

今年はもっぱらYouTubeの視聴。

さくらさつき先生

さくら福祉カレッジあきら先生

さくらまゆみ先生の動画を視聴し続けています。

 

さて25回介護支援専門員実務研修受講試験。

まだぼくは合格水準に居続けられているでしょうか。

去年の自分は超えていたいなー。

いざ、10月9日日曜日。

ケアマネ研修についての勘違い

研修を受ける前までは思ってました。

介護支援専門員実務研修とは。

ケアマネ試験で勉強してきたことに深みをもたせるものなのだろうと。

暗記でしかなかった地域支援事業についての深掘りだったりとか。

加算減算や介護給付費請求のことを詳しく学習したりとか。

要介護度によっての給付予算内サービス組み合わせバリエーションだったりとか。

ぼくのそれらの予想は全くの的外れでした。

 

受験に必要だった知識。

そのあたりはサラリと済まされます。

それらはもう前菜扱い。

じゃあメインディッシュは何かというと。

それは以下の3つです。

・課題整理総括表のつくり方。

ICU思考による情報整理・分析シートのつくり方。

・生活全般の解決すべき課題(ニーズ)の導き出し方。

 

そして試験に向けて散々頭に入れた介護給付サービスについては余り重要視されず。

逆に、いかに介護給付サービスを使わずにインフォーマルサポートを活用するかという視点が求められます。

日常生活に不都合が出てきた高齢者あるいはその家族はサービスを使いたくて介護認定申請するだろうに、担当ケアマネが何とかしてそのサービスを使わせまいとしたらそれ、嫌がらせじゃない?と思いつつイライラしながらミニワークに取り組んでいました。

 

実務研修以前以後でのぼくの変化。

ケアマネ試験合格後、本番研修を前にアセスメント方式の研修を受講するよう(半強制的?)に勧められます。

僕は「サービス計画ガイドライン研修」を選択し3月に受講。

で、その時の講師がやたらとICFICFと言っていて、僕としては「ICFって何?」ってレベルでした。

結果いまはICF(世界生活機能分類)についてまあ理解できてるし、ロールモデルを与えられたらICF思考による情報整理・分析シートに落とし込めるようになっています。

そう考えるとちょっとは成長したんだな、自分。

 

コロナ禍のため、グループワークはゼロ。

ゆえに同期の研修生とは誰とも知り合えませんでした。

感染禍前の研修形態だったなら仲間もできただろうし。

あの苦しさや不安を分かち合ってガス抜きもできたでしょうに。

来年のケアマネ研修は元に近い状態で開催されるといいですね。

あるいは一段進んでZOOM主体になるのかな。

何が良いかは人それぞれですね。